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各科案内 産婦人科

婦人科疾患と腹腔鏡下手術

産婦人科の年間手術実績と術式

年間手術実績

婦人科疾患と当院で行っている腹腔鏡・子宮鏡下手術

疾患名、術式をクリックすると下の説明に画面が飛びます

婦人科疾患

子宮筋腫
子宮筋腫

子宮筋腫とは、子宮を構成している平滑筋という筋肉組織由来の良性腫瘍で、30歳以上の女性の20~30%にみられる疾患です。


子宮内膜症
子宮内膜症

子宮内膜症とは、子宮内膜またはそれに似た組織が何らかの原因で、本来あるべき子宮の内側以外の場所で発生し、発育する疾患です。

20~30代の女性で発生することが多く、そのピークは30~34歳にあるといわれています。

子宮内膜症は痛みだけでなく、不妊症や卵巣がんのリスクも高くなります。


卵巣腫瘍
卵巣腫瘍

卵巣腫瘍とは、卵巣にできた腫瘍の総称です。

良性のものから悪性のものまで様々な種類がありますが、そのほとんどは良性のものです。

《よくみられる良性腫瘍の種類》

  • のう胞腺腫:液体や脂肪がたまってできたもの
  • 卵巣奇形腫:歯や毛髪、脂肪などの組織がたまってできたもの
  • チョコレートのう胞:子宮内膜症が卵巣内に発生してできたもの

骨盤臓器脱
骨盤臓器脱

骨盤臓器脱とは、骨盤内にある臓器(子宮、膀胱、直腸など)を支える筋肉や靱帯がゆるむことによって、骨盤内にある臓器が膣から下がってきてしまう疾患です。これは、女性特有の疾患で出産や加齢などが影響しています。一度下がってしまった臓器が自然に戻ることはなく、徐々に進行していきます。

①骨盤臓器脱の初期症状
骨盤臓器脱の初期症状
②排尿障害や排便症状を引き起こします
排尿障害や排便症状

骨盤臓器脱の治療法は、保存療法と手術療法とがあります。

【保存療法】

  • ペッサリー療法
    • 膣にペッサリーという器具を腟に入れ、壁を支えることによって脱出を防ぎます。

【手術療法】

  • 経腟的手術(TVM)
    • 膣を切開して、下垂する臓器との間に膣壁を補強するためのメッシュと呼ばれる網目状のシートを挿入します。
  • 腹腔鏡下仙骨腟固定術(LSC)

いずれの疾患も、患者さんお一人おひとりにあった治療法をご提案いたします。不安なことやわからないことなどがありましたら、お気軽にご相談ください。

術式の説明

腹腔鏡下膣式子宮全摘術

子宮をまるごと取り除く方法

腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術

筋腫の部分のみを取り除く方法

子宮附属器腫瘍摘出術(腹腔鏡下)

病巣のみを取り除き、子宮や卵巣、卵管などの正常な組織を温存する方法

腹腔鏡下子宮内膜症病巣除去術

子宮内膜症の病巣のみを焼いたり取り除いたりする方法

子宮附属器摘出術(腹腔鏡下)

病巣のある卵巣と卵管をまるごと取り除く方法

腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)
腹腔鏡下仙骨膣固定術

仙骨膣固定術は、子宮または子宮摘出後の膣断端をメッシュで吊り上げ、仙骨前面の靭帯に固定する方法です。腹腔鏡下で行うことで膣を中から切ることなく、お腹の中にメッシュを入れるため、膣壁からメッシュが露出したりびらんを生じたりすることが少ないというメリットがあります。日常生活で動きやすくなり、患者さんのQOL=Quality
of life(生活の質)向上が期待できる新しい術式です。

  • 4、5か所を小さく切開して手術器械を入れる孔を作る
  • 腹腔鏡で子宮体部を切断。青色の部分にメッシュを挿入し、縫合固定、子宮、膣を仙骨部に吊り上げる。