形成外科 美容形成

ICON（アイコン）は米国パロマ社製のIPL治療で使用される治療機器です。非常に強力な冷却装置が備わっているため、高い出力でフラッシュライトを肌に照射することができます。
設定を調節することで、シミ（老人性色素斑、雀卵斑、くすみ）、赤ら顔、酒さ　等の肌の悩みを改善することができます。また、ハンドピースを交換することで脱毛も可能です。

IPLフォトセラピーとは

フォトセラピー、フォトフェイシャルとも呼ばれるフォト治療は、IPL（インテンス・パルス・ライト）という特殊なフラッシュライトを肌に照射し治療します。肌トラブルの原因となるメラニン色素やヘモグロビンに作用し、シミ、そばかす、くすみなどを改善します。
同時に、光は線維芽細胞を活性化させコラーゲンの生産を促進するため、肌の内側から自然に美しい素肌が作られます。

ひとつの悩みだけでなく、複数の症状に効果的なことが魅力のひとつです。

IPLの特長

しみ治療というと、レーザーと何が違うの？というご質問をよく受けます。レーザー機器とIPLの違いは、レーザーは単一波長の光を発振するのに比べ、IPL機器は500nm台前半～1200nm前後の幅広い光を発振します。そのため様々な色調の変化に対応できる特長があり、しみや赤ら顔など皮膚の色むらを改善することができます。ただし、レーザーに比べると、作用は穏やかなため、約１か月おきに３～５回程度繰り返し照射する必要があります。
レーザーのようにしみを一発で消すことはできませんが、最大のメリットは肌へのダメージが少なく元の状態へ戻るための期間も短いので、施術後にばんそうこうなどを貼る必要はなく、通常の日常生活を送れます。

照射の強度によっては、しみ部分が反応し少し色が濃くなる程度の薄いかさぶたができますが、１週間程度で剥がれます。無理にこすらず自然にはがれるのを待ってください。

こんなお悩みに適しています

• しみ、そばかす、
• 毛穴の黒ずみや開きが気になる
• 肌全体がくすんでいる
• 美白治療に興味がある

メリットとトラブル

施術の流れ

施術後の留意点

施術後は乾燥を避けて保湿をしっかりと行うようにしてください。
施術後はできるだけ紫外線に当たらないように日焼け対策を行ってください。
施術後、一時的にしみが濃くなることがありますが、その後、次第に薄くなります。

料金

脱毛

IPLの特定の色のみに反応するという光の特質を生かした脱毛法です。
脱毛したい部分に光を照射すると、毛根にあるメラニン色素に反応して光の熱量が蓄積され、発毛を促す基となる細胞を破壊します。
他の部分にはほとんどダメージを与えずに脱毛することができます。

毛には発育の周期があり、同部位でも場所によってそれぞれ異なっています。
全ての周期に対応する為、治療完了までには少なくとも30日～40日周期で6～7回程度の治療回数が必要となります。

脱毛施術を受ける方へお願い

• 前日に脱毛部位を剃毛をしてお越しください。
• 男性のひげ脱毛や、中高生の脱毛など、痛みが心配な場合は３０分前に麻酔（エムラクリーム）を塗って施術することもできます。スタッフへご相談ください。
• VIOの事前処理については、初回はいったん全部剃っていただいて構いません。2回目以降、残したい部分は剃毛せずにお越しください。

施術のながれ